本と写真と珈琲が好き

書きたいこと、写真に残したいもの。思いつくまま、気の向くままに。

小さく説くということ

まずは、『村上春樹雑文集』(村上春樹著)内に収録の「自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方)」から少し引用する。 (以下引用) 小説家とは何か、と質問されたとき、僕はだいたいいつもこう答えることにしている。「小説家とは多くを観察し…

豆電球

雨竜にあるリサイクルショップ「豆電球」へ行ってきた。 雨竜は国道275号線沿いで深川より少し札幌寄り。旭川から行くと、車で1時間程度の町だ。雨竜といえば何が有名なんだろう。名前から思いつくのは雨竜沼湿原だけ。残念ながら行ったことはない。 自…

「私は何もしていない」と言えるようになりたい

せっかくなので、引き続き『エブリデイ禅』から少し引用しようと思う。 222ページ「志と期待」より抜粋。 「私たちは、安らぎと満足を見出すために禅のような修行をしているのですが、何をしようとしているのでしょうか?人は日常的に、同じ習慣を繰り返…

エブリデイ禅

毎朝坐禅をした後、読書をする。そのときに必ず一編ずつ読んでいる本がある。 シャーロット・浄光・ベック『エブリデイ禅』。アメリカで20年以上のロングセラーとなっている禅の本だ。この本は、『坐禅ガール』という小説を読んだときに、著者の田口ランデ…

「嫌われる勇気」のある人を嫌うのはかまわないよね?

心屋仁之助という人が、どおーも嫌いです。 根拠を示せって言われると困るんですけど、なんとなく直観でね。しかし、好きって言う人はかなり多いみたいなので、自分だけこういうこと言うのはちょっとためらいがあるんですけど。 何がいや?あの言葉遣いです…

5月20日

5月20日は不吉な日である。 正確に言うと、5月20日前後だが、この時期はたいてい何かしらの不運に見舞われる。 2010年だったか2009年だったか忘れたが、すっかり日が落ちて真っ暗な堤防を自転車で走っていると、一瞬わき見をした瞬間に車止め…

最近よく感じること

最近よく感じること。といっても、日々いろんなことを感じているわけで、その中のひとつということなのだが。 自分には技術が足りない、とよく思う。キャリアが足りないと言い換えてもいいかもしれない。朝早く目覚めると、その後の浅い眠りの中で、起きてい…

古民家カフェ

最初にここを知ったのは何の情報紙だったか、もう忘れた。 ずっと行きたくてうずうずしていた場所がある。 深川の古民家カフェ「花さんぽ」。 深川駅のすぐそば、駅を出て旭川方面に少し歩いた場所にその店はある。 最近では、古い物とか、古い建物にとにか…

小樽・札幌・ゲストハウス その5

焙煎体験が終わったら、あとは特に予定はない。 すぐ帰ってもいいし、せっかく来たのだから適当にぶらぶらしていってもいいと思っていた。明日の午前中に旭川で用事があるが、今日中に帰れば問題ない。 結局、札幌の友達と円山動物園に行くというカワムラさ…

小樽・札幌・ゲストハウス その4

早朝6時。 なぜか早起きのお年寄りに混じって中島公園を散歩している。肌寒いが天気は良好。 この日の朝は、真下のベッドから響いてくるすさまじいイビキで、半ば強制的に寝室から追い出された。いくら生理現象とはいえ、あまりにも堪え難く、ちょっとだけ…

小樽・札幌・ゲストハウス その3

そして舞台は札幌へ。 たった3日間のことなのに、書き出すと想定を大幅に超えて長くなる。後悔先に立たず。 つづくと言った以上は、書かねばなるまい。楽しみに待っている読者はまさかいないと思うが。 2日目の宿は、札幌ゲストハウスやすべえ。 ふだんは…

小樽・札幌・ゲストハウス その2

小樽2日目。 ゲストハウスとまやで目覚めた。 ゆうべは一番風呂をいただき、12ベッド満室でにぎやかな中「とまや宴」に参加した。 イタリア人のニコラをはじめ、年代も性別もまったくのカオスである。 一人旅でこういう宿に泊まるという人たちは、きっと…

小樽・札幌・ゲストハウス その1

仕事は3月で終了し、現在ニート中。 暇をもてあまして気が狂うかと思ったら、意外なことに、何かと予定が入る。 選挙事務所のお手伝いに行ったり、野外音楽イベントの実行委員をやっていたり、トークイベントで写真を撮ったり、まちなかぶんか小屋というイ…

さてと

ブログの第1回目って、みんなどんなこと書いてるんでしょうね。 小説の書き出しと同じで、とっても難しいです。 小説、書いたことないけど。 ブログは過去に何度も始めてるんですけどね。 まあ、続きませんね。 SNSは続いている。なんでだろう? あれかな?…