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本と写真と珈琲が好き

書きたいこと、写真に残したいもの。思いつくまま、気の向くままに。

5月20日

5月20日は不吉な日である。

 

正確に言うと、5月20日前後だが、この時期はたいてい何かしらの不運に見舞われる。

 

2010年だったか2009年だったか忘れたが、すっかり日が落ちて真っ暗な堤防を自転車で走っていると、一瞬わき見をした瞬間に車止めの鉄のポールが目の前に迫っていて、あわてて急ブレーキをかけたら後輪が60度くらい持ち上がり(数字はイメージです)、体が前に投げ出され、ポールのてっぺんに胸を強打した。

誰も通らない真っ暗な河川敷で、30秒くらいのたうち回り(これもイメージ)、その間まったく息ができなかった。決して大げさでなく、このまま死ぬのかと思った。

ところが人間というのは案外死なないもので、次の日の午後気分が悪くなってきたので病院へ行くと、実際は骨にヒビすら入っていなかった。ただ当時はくしゃみをするだけで胸に激痛が走ったので、その診断は今でもちょっと疑っているが・・・。

 

ちなみに映画のダイ・ハード(die hard)って、「なかなか死なない」という意味だって知ってる人、どれくらいいるんでしょうね?「大ハード」じゃないですよ。すいません、どーでもいい話でした。

 

そして2011年は、忘れもしない、10年以上勤めていた会社を退職するきっかけになる事件が起こった年。それは会社へのある苦情から始まって、さながら取調室のような尋問を受けた挙げ句に、ここは刑務所か北朝鮮かと思うような職場(当時の課長は人格が異常だった)を辞めることを決意したわけだが、その通報者がなんと飲み友達だったという。そういう信じられないことが起こったのもその年の5月20日前後だった。

想定外と言えば、3・11も「想定外」なんてよく言われていたが、自分の生活や価値観も3・11と連動するようにすっかり様変わりしていくことになる。厄年もこの年から始まった。

余談だが、阪神大震災の年も厄年と重なっていたのである。

 

というわけで、毎年この時期になると、自然と身構えてしまう。2度あることは3度ある。まったく不合理とわかっていながらも、人間はどこかでそういう考えを捨てられないものだ。去年は、どうせ何も起こるまいと油断していたら、3連休を利用して札幌に行ったとたんに高熱で2日間寝込んだ。3日目もかなり辛かったが、その時期に札幌でしか見れない映画を、這うようにして観に行った。

 

ここ何日間か、胃の重たさ、疲れやすさを感じている。バイオリズムが狂う時期というものが人間にはあるのかもしれない。よく言う「五月病」だって、新入生や新入社員が慣れない環境に適応できなくて起こるとされているが、案外純粋に体の問題からも来るのかもしれない。

 

満月の夜も、イライラしたり嫌なことが起こったりする確率が高いと思っていたが、ここ何ヶ月かは大丈夫なようだ。

「狼男」「犯罪率の増加」など、満月に関する都市伝説もあるが、やっぱり多少理由があるのでは?とついつい考えてしまう。

 

というわけで、できるだけおとなしく5月20日をやりすごそうとしているのだが、果たして今年はどうなることやら。