本と写真と珈琲が好き

書きたいこと、写真に残したいもの。思いつくまま、気の向くままに。

免許更新な12月

車の免許証を更新してきた。

 

毎度のことながら、だらだらと先延ばしにして期限ギリギリになってしまう。誕生日が11月23日だから、期限まであと5日くらいしかない。行く時間がないわけでもないのに。そりゃそうだ。楽しくもないし、めんどくさいし、お金も払いたくないし。行きたくなる要素が全くない。できればなしで済ませたいイベントだ。

 

そしてこれも毎度感じることだが、何回も更新しているはずなのに、行くたびに手順をほぼすべて忘れている。なので今回は、ひととおりの流れを書いてみることにした。

 

案内ハガキには、日曜日の午前中は混雑しますと書かれていたので、開場の8時45分にはつけるように行こうと思ったが、結局グズグズしているうちに出発が8時40分くらいになってしまった。近文の試験場までたっぷり20分かそれ以上はかかるだろう。

着いたら、本当に混んでいた。通常の駐車場では車を収容しきれず、普段は試験用のコースに使われている場所が臨時の駐車場になっていて、そこまで誘導された。日曜日の午前中に来たのは初めてだったのでちょっと面食らった。きっとこんなのは毎週ふつうの光景なのだろう。

 

ええと、まず最初に何をするんだったっけ?もうすっかり忘れているので、適当に職員さんをつかまえて聞く。職員さんも心なしか忙しさにテンパっているように見える。まずは、用紙を交付するのでハガキと免許証を見せてくれと言われた。以下に、全体の流れを書く。

 

①案内ハガキと旧免許証を提示して、更新申請書を発行してもらう。

 

②更新料3300円(通常講習)を支払って、証紙をもらう。

割り印が必要だが、印鑑を忘れた場合ペンで署名でもいい。実際印鑑を忘れた。だって、必要なものに入ってなかったし。

 

③申請書を記入し、裏に証紙を貼り、割り印(署名)。

 

④視力検査に行く。

これが案外間違えやすく、先に書類を提出しそうになる。なるほど、提出窓口の上に「視力検査はしましたか?」とでっかく書いてある。

 

⑤書類を提出する。

超行列ができていた。さすが日曜日。でも先の方で4つの窓口に分かれていて、意外とサクサク。

ペンで書くべきところを書いていなかったのか、前にいた男がやり直すよう言われて、イラつきを隠さず職員に捨て台詞。どこにでも必ずいそうな許容量の少ない人。対応する職員もストレスがたまりそうだ。

 

⑥ロビーで待った後、穴をあけられた旧免許証と案内ハガキを受け取る。

 

⑦写真撮影

絶対いい写りは期待できないので、ここは観念。ブースは二つあって、それぞれの側の柱に確認用の鏡がかかっている。黄色いマルで囲まれたレンズの中心を見るように指示される。カバンとコートの置き場はちゃんと用意されていた。入ってきた側と反対側に出口がある。写真ブースも、長い行列の割には早く進んだ。

ここまでで手続きは終了。全部終わってもまだ9時半。講習までまだ30分もある。

 

⑧講習

2階に上がってロビーのイスで待機。ここでも人が多くてびっくりした。缶コーヒーでのんびりしようかと思ったら、まもなく教室への案内が開始される。通常講習は3番教室へ。

講習は10時から11時までの1時間。講師はかなりアクの強いトーンでしゃべるおばさんだった。予備校の講師とかにこんな人いそう。

いつも思うが、どうせこの時しか開かないまっさらな教則本を見て、お金の無駄遣いだなあと内心ため息をつく。どうせ帰ったらゴミ箱へ直行なのに。表紙を補強するなりし、講習の間だけの貸出にして使い回せばいいだろうと思う。この本のために高い更新料を支払っているんだと思ったら、ほんとにバカらしい。裏で潤ってる業者もいるんだろうね、どうせ。

 

⑨免許証交付

穴のあいた旧免許証と引き換えに、新免許証をもらう。

 

以上。

たったこれだけのことでも、文章で書くと意外とめんどくさいものだ。

逆に考えると、書くことなんて悩まなくてもたくさんあるってことだ。具体的なことを言葉にするのは、いい文章修行になる。

 

帰り道は、小雨が降っていた。冬の曇り空と小雨、あまり好きな天気ではない。頭がぼーっとしてくる。

朝は寒いような気がしたが、かなりあたたかかったらしい。冬も中盤に入ってくると寒さへの敏感さも鈍ってくるもので(「どうせ冬は冬だし」という)、体感での気温の判断が曖昧で当てにならなくなってくる。

 

またひとつ、めんどくさいことが終わった、年の瀬の12月18日。

 

これだけ書けば、さすがに今度ばかりはすっかり覚えたかな?免許更新の手順。

・・・いや、あやしいな。次は5年後。

 

前回は違反講習だったので、3年ぶりの免許更新だった。3年なんてあっという間だ。